設定資料/用語集

火星・サルパディカ帝国

太陽系で最も遅い時期に独立した惑星国家。建国当初は皇帝を置いていたが、現在は事実上の宗教国家となっているようで、最高権力者を法皇と呼んでいる。
独立から間もなく、ハイパースペースライン建造の是非を巡って地球と対立し、戦争へともつれ込んだ。しかし元々地球の資源採掘場であった火星は既に資源に乏しくなっており、帝国の国力も大きくなかった為、地球も戦争に本腰を入れず戦争は長期化。結局停戦合意に至るまで十年近くを要した。
結局連邦国軍が最後まで火星本土に揚陸する事はなく、終戦後は自治権を認められ、地球の同盟国となった。
しかし法皇の求心力の低下は深刻で、現在も国力を回復できておらず貧困は長年問題になったまま。

対火星戦

大まかな内容は上記の通り。 初動は中央軍が指揮権を行使していたが、戦争が長引く上に地球と火星の国力の差は歴然としており、わずか数年で北方面軍に指揮権を移譲した。その後北方面軍宇宙部隊が主部隊として戦線を敷いていたが、それも撤退。残ったのは遊撃部隊、第8特種重機歩兵部隊だけだった。
終戦間際には火星(国家)対N8(一部隊)の様相を呈しており、それでも一時は宇宙通商連合の介入で火星が息を吹き返したに見えた。しかし再び中央軍が動き出すと、通商連合が撤退。すると中央軍戦略艦隊が動き出す前に火星が降参し、停戦調停に入った。

【前のページに戻る】

inserted by FC2 system