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CODE:GRADIO-出来ごと【井更竜襲来】

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謎の飛行体落下

東方面軍駐屯地を定期巡回中のE81は、第21極東基地で深夜、空に異常な光を見る。周囲は真昼のように明るくなり、光の中を落下してくる謎の飛行物体。敵の襲来か、はたまた隕石の落下か…。情報は錯綜し、答えの出ないまま夜が明ける。
漫画真夜中の閃光

落下物を捜索せよ

落下物の捜索を始める東方面軍。後に光は中央軍艦隊の投下した照明弾で、落下したのは国籍不明の輸送船であったと判明する。
強力な照明弾によって引き起こされた異常気象の続く中、政府は飛来し墜落した墜落した輸送船の調査を開始する。しかし落下地点が永世中立国・マファナント領内だったため、東軍を動員し、同国を包囲する作戦に出る。
一方、異常気象によるサンダーストームに見舞われた基地の修繕にあたるE81。そこに突然現れたE12に驚きつつも、これで修復が進むと喜ぶ。しかしE12はマファナント包囲作戦の先鋒を任されており、E81にも周囲の瓦礫収集の命令が下される。

瓦礫も残さず回収!

先に国境を目指すE12を見送り、E81は自治軍の情報をもとに連邦領内の落下物回収に向かう。
しかし基地を離れて数キロ足らずで、全ての通信網が途絶えてしまう。異常気象の影響と計器の故障を疑いながら目的地を目指すものの、国境が近付くにつれ、天候は悪化していく一方だった。
雷雨が小康状態になるのを待ち、重機歩兵を展開するが、再び天候が急変し豪雨がE81を襲う。捜索を中止し輸送艦に戻ろうとするが、最中回収した瓦礫が高熱で変形した連邦軍機「BIZER」の部品である事に気づく。

黒い重機歩兵の襲来

重機歩兵の一時撤収を始めるが、新人のマックスは方向を見誤り、一人ライトストームから離れていた。
視界もきかず、計器にも頼れず、途方に暮れていると、突然巨大な亜空間に取り込まれてしまう。 そこに現れたのは、ZIXOの1.5倍もあろうかという巨大な黒い重機歩兵。亜空間はそれが作り出したものだった。 咄嗟に抗おうとするが、奇妙な動きをする相手に反応できずに亜空間の外へはじき出されてしまう。
黒い重機歩兵は救助にかけつけたクラノスとカールによって辛くも撃退されるが、自爆によって本体は消滅してしまう。

彼らの手にした物は何だったか

謎の重機歩兵の襲撃で出撃させた新型の半分を失ってしまったE12と共に、E81も東方面軍本部基地へと帰還する。
その際、自爆で本体は失ったものの戦闘の途中で切断され、焼け残っていた巨大な鎌状の武器を持ち帰る。すぐにそれは単なる武器ではなく黒い重機歩兵の腕の一部のようなものだと判明する。
そして基地にもどったもののE12、E81共にまともな事情聴取は受けず、長く待機を言い渡される。基地から出る事もできず、情報も与えられず、互いの苛立ちは日に日に増していくばかりであった。
不確かな情報に翻弄される中、彼らは「井更の亡霊」という言葉を幾度となく耳にする。それはかつて地球連邦の兵器産業を牛耳り、国をも動かさんとしていた大企業、井更重工に纏わる噂話であった。

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