≪ Home≪ CODE:GRADIO≪ 年代別あらすじ≪ Story-出来ごと【最後の同盟国】
結局キャスは従兄にあたるユキヒサと共に逃走中に拘束された。
彼女は誘拐されたと主張したが通らず、投獄される事に。
2人の操縦士を失い、ついにE81も絶滅か…と思われたが、クラノスの復帰を条件にキャスの逃亡も不問とされ、しばらくぶりにE81に全員が集う。
そうしている間にも状勢は悪化し、今度はコロニー連合とのスペースブリッジ・ゲートが襲撃される。
しかし今度は井更竜の襲撃を受けたコロニー連合によって送り込まれた、コロニー連合軍による占領だった。
彼らは地球領域側のゲートを封鎖し、他勢力との共闘をちらつかせながら地球の軍備増強をけん制しにかかった。
次々と通商ルートを断たれ、戦争ムードの高まる地球国内。
苦境に立たされた政府は、ゲートの破壊によって国交の断たれた火星に特使を派遣する事を決める。
特使の護衛の為、第8特殊重機歩兵部隊は三つの隊に分かれ、同時に地球を立つことになる。
三つに分かれた理由は、派遣がリークされ襲撃されるリスクに備えての事だった。
復帰したばかりのクラノスは他の二名と共に、N81Kと合同でチームを作る事になった。
作戦に参加したマックスは、N81Kの指揮官(ロキシ)が自分と歳場が変わらない事に驚愕する。
そして彼の竜騎士を目にすると、自分のまだ新品同然のBIZERを持ちこまなかった事にホッとする。
マックスはHCDに適合せずZIXOに乗り換えたクラノスとの再会で、自分も慣れない機体での出撃に不安を感じていたのだった。
最も遠いスペースブリッジ・ゲートを目指したクラノス達の一団は、地球域を出て間もなく、中隊程度のキャリパーの一団に襲撃される。
編成数が少ない事を理由に襲われる事はおそらくないと高をくくっていた彼らも慌てて応戦する。
しかし船がブラフだと知ると、傭兵部隊は標的を竜騎士に変え一斉に襲いかかってきた。
あまりの徹底ぶりにマックスもあっけにとられるが、数が多くとてもロキシやクラノスだけで持ちこたえられる状況ではなくなってしまう。
最初は異常な状況に恐怖心が先にたっていたマックスだったが、次第に戦闘に確かな手ごたえを感じ始める。
そして終始防戦一方の苦戦を強いられたが、キャリパーの脆さも手伝って辛くもそれを撃退する。
特使は無事に火星本土へと到着し、政府は同盟関係がまだ持続している事を国民にアピールする機会を得た。
近くの宇宙基地に身を寄せていたクラノス達も、E81の隊員の待つ地球へと帰還が決まる。
宇宙基地滞在中にロキシとの友情を深め、初の地球外での生活を経験したマックス。
BIZERへの乗り換えにも再び意欲を燃やすのだった。
しかし帰路につく途中、もはや限界の近いZIXOと、HCDを使用できないクラノスの現状をやはり不安に感じる。