≪ Home≪ CODE:GRADIO≪ 年代別あらすじ≪ Story-出来ごと【さよならE81】
墜落の理由は、彼が出撃前に使用していたHCD用波形増幅薬の副作用で気を失った事が原因だった。
HCDに適合しない事がわかり、休養の為一時基地から離れる事になったクラノス。
その最中、彼の父親が中央軍の将軍に昇格する事が決まる。
突然の人事に伴い活発になる一族の駆け引きを肌で感じつつ、クラノスは自分がLBであるが故の不自由さと、親類との温度差を改めて思い知る事になる。
そして父親の居る首都への出入りが許されない彼の元へ、中央軍で働く従兄のヨハネスが動向を伝えに訪ねてくる。
それと同時に、彼はクラノスに東軍へ戻るよう説得する。
二度にわたる井更竜の襲撃を受け、第8特殊重機歩兵部隊の結束を図るべく、W81(西軍)のアレクサンダーも動き始める。
独断で東軍領内に入ったエスタークとS81のイシュをたしなめると、井更重工に関係の深いライデンの在籍していたN81に積極的な情報の開示を求める。
エスタークはこれを快諾したが、N81の隠ぺい体質を疑うイシュとなかなか歩調が合いそうもない。
彼らの諍いがおさまらぬ内に、今度は地球域内のスペースブリッジ・ゲートに民間機に紛れて井更竜が現れる。
スペースブリッジは破壊され、そこを唯一の通過ルートとしていた火星との物流が途絶えてしまう。
スペースブリッジを守れなかった苛立ちに加え、戦闘にN81-Gの竜騎士が突如加わった事で、イシュの不満は限界まで高まっていた。
竜騎士開発に一部の元老議員が大きく関与しているという噂もあり、N81が元老院の私兵になっていると激しく非難する。
一方、その頃になってようやく連邦軍は謎の黒い重機歩兵が一つの傭兵部隊によって使用されている事をつきとめるが、その先を結び付けられずにいた。
そして謎の黒い重機歩兵はこれまでに集められたサンプルから、井更重工製の特徴を多く持っているとして「井更竜」と呼ばれる事になる。
それと同時に、当局による井更重工の関係者の捜索が開始される。
キャンベル=イサラがE81から姿を消した。
すぐに当局の捜索から逃れるためだと判断され、彼女も逮捕の対象となる。
不審に思ったクラノスは旧井更家家屋のあった敷地へと向かう。そこで彼女に良く似た人影を追う内に、屋敷内の広大な研究施設に迷い込んでしまう。
結局正体はキャスではなかったが、クラノスは言動のはっきりしない女性を保護しようと試みる。
しかし彼女はクラノスがライデンではないと知ると、研究所の深層部を封鎖し、姿をくらませてしまう。